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子どもはもちろん、家族の癒やしに。「ままごとキッチン」で、成長の思い出を見守る

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時代が変わっても決してなくならない定番の遊びって、ありますよね。

そのひとつが、「おままごと」です。

みなさんにとって、楽しいおままごとの記憶ってどんなものでしょうか?

お母さんを真似てみたり、お友達と家族になってみたり。おままごとにもいろいろな形がありますが、「本物みたいで本格的なお道具」を使えると、なんだかとってもわくわくした、という記憶を持つ方もいるのでは?

そんな、子どもたちが夢中になってしまうような「木製ままごとキッチン」を作っているのが、小林市の「川﨑クラフト株式会社」さんです。

もともとは建具屋さんということもあり、とても精巧で、丁寧なつくり。思わず「きれい」と感嘆してしまう親御さんも少なくないといいます。

そのつくりに惚れ込んだおじいちゃん、おばあちゃんが、お孫さんにプレゼントすることも多いそうで、まさに「老若男女に愛されるおままごと道具」なんです。

今回は、そんな「ままごとキッチン」について、お話を伺ってきました。

いつまでも触れていたくなる、優しい風合い

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「ままごとキッチン」の魅力は、なんといっても木製ならではの優しい風合いと手触りです。

人気の定番タイプには、樹齢100年以上のドイツのもみの木が使用されています。(国産のひのきを使ったタイプも製作されています)

木材は、地元小林市の製材屋さんから仕入れているのだそう。寒いドイツで育ったもみの木は丈夫で、白っぽく美しい色合いも特徴です。

表面の手触りは、とってもなめらかですべすべ。ついつい、いつまでも触れていたくなってしまうほど。木の風合いを活かすため、そして何でも口に入れてしまうお子さんの安全面も考えて、仕上げに塗料は使っていないのだとか。すべてカンナがけで仕上げているからこそ、この心地よく優しい手触りになるのです。

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扉の色が付いている部分も、塗料ではなく、病院や保育園で使われる建築材料が使われています。

流し台には日本製のホーローが使われているというのも本格的。丈夫で美しく、素材のひとつひとつにいっさい妥協しない姿勢がうかがえます。

「材料や、細かい仕上げにはかなりこだわっています。負けない自信がありますね」と、代表の川﨑賢広(かわさき たかひろ)さんは話してくれました。

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建具屋の技術が、美しく精巧なつくりを実現

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川﨑クラフトのままごとキッチンが生まれたのは、2008年。川﨑さんに娘さんが生まれたタイミングで、通販サイトの運営をしていたお友達が「おままごと道具をつくってみたら?」とアイディアをくれたのがきっかけだったそう。

建築業界では既成品の扉が使われることが増え、建具店の仕事が減ってきていた当時。会社の新しいチャレンジとして、「ままごとキッチン」をつくってみることになりました。すると、みるみる話題に。
お友達の通販サイトを経て、ふるさと納税の返礼品としても人気を集めるようになりました。

それから今まで、よりよいものをつくろうと改良を重ねてきたそうです。

扉の開く向きを変えたり、留め具などの細かい部品にも工夫を加えたり。対象年齢が2歳〜と、小さなお子さんが使うものだからこそ、さらに安全性を高めるための工夫が必要なのです。

「子どもは“壊れる”っていうのがまだわからないし、僕たち大人が考えてもいないような遊び方をすることがあります。だからこそ、ケガをしないようにいろいろと改良を続けてきました。お客さまからご意見やご要望をいただいて、つくりを見直したり、少しずつ変えることもあります。柔軟な対応ができるのは、大きな企業ではなく僕らみたいな建具店ならでは。うちの強みだと思っています」

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そして、建具屋さんの強みが最も表れているのが、その精巧なつくりです。
ほんのわずかなズレも許されない世界で技術をふるってきた経験があるからこそ、すみずみまでとことんこだわり、いっさいの妥協は許しません。

「戸の隙間をすべて均等に、とか、そういう細かい仕事を積み重ねた結果、パッと見たときに『きれい』と感じていただけると思うので。本当にすみずみまでとことんこだわっているので、よく見てみたら『こんなところまでやっているんだ』と、気づいていただけると思いますよ」

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傷も落描きも、思い出のひとつになれば

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妥協なく精巧なつくりにこだわり、丈夫で、安全面にもとことん配慮しているからこそ、たとえお子さんが少し乱暴に扱って傷が付いてしまったとしても、それが「思い出のひとつ」になればいい。

川﨑さんが「ままごとキッチン」をつくり始めて間もないころ。ちょうどまだ小さかった娘さんに、使ってみてもらったところ、娘さんがすぐに落描きをしたのだそう。
でも、「それも思い出ですよね」と、川﨑さんは優しくほほえみます。

ちなみに、木材に浸透しないクレヨンのような塗料であれば、紙ヤスリなどで表面を少しこすると落描きもある程度消えるそう。色のついた素材の部分は、除光液を含ませた布でサッと拭き取ればきれいになります。

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それから、万が一お子さんが固いもので叩くなどして木の表面が凹んでしまったときは、熱湯を少しなじませると元に戻るそうです。

こんなふうに、きれいなままでも使うことができるのですが、少し時間が経ってからお子さんが使った“跡”を目にすれば、「あのとき付いた傷だな」「こんなこと描いていたな」なんて、思い出がよみがえるかもしれませんね。

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家族の時間をあたたかく、和やかに

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最後に、川﨑さんに「ままごとキッチン」でどんなふうに遊んでもらいたいですか? と聞いてみたところ、「家族にとっての癒やしになれば」という答えが返ってきました。

「家族が、温かい目で子どもの成長を見守る、そういう遊び道具になればいいのかなって。お父さんお母さんが、優しく和やかな気持ちになったり。おじいちゃんおばあちゃんが『この子が結婚するまでは長生きしなくちゃ』と思えたり。遊んでいる本人は、まだ小さくてどんな感覚なのかはわからないけれど(笑)、ご家族は、遊ぶ姿をみて幸せな気持ちになったりすると思うんです」

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楽しいおもちゃとしてはもちろんのこと、家族の絆を深めてくれるような、優しくてあたたかみのある「ままごとキッチン」。

お子さんやお孫さんにプレゼントして、和やかな家族の時間を過ごしませんか? お友達の出産祝いなど、大切な人の家族にあたたかい気持ちを届けるのも素敵です。

すみずみまでこだわり抜かれた「ままごとキッチン」が、きっとご家族と一緒になって、子どもたちの成長をあたたかく見守ってくれるはずですよ。

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